利府支部(支部長 星 信男)は、6月16日、塩釜税務署長 地主 聡氏を講師にお招きし、『国税徴収の現場〜滞納をめぐる最近の状況』と題して、利府町コミュニティセンターにおいて公開講演会を開催いたしました。
この講演会は、毎年、利府支部会員向けに開催していますが、地元税務署長のお話を直接聴くことができることから、会員以外の方にも聴講希望が多い企画であります。
講演では、国税徴収業務に携わる専担部門ごとの従事内容や対象者、滞納処分において民間あるいは県市町村と処分対象となる債権が競合した場合の優先順位や個々の事案の状況に応じて対処しているお話など、興味深い内容について触れ、また知ることができました。
また、消費税導入以降これまでの滞納状況(全国、仙台国税局管内)のほか、滞納している税金が完納となるまでの経過、差押えした財産のネット公売などの苦労話も交えながら、分かりやすい表現で丁寧に解説いただきました。
硬い話になると思われておりましたが、普段は聴くことのできない話が多いこともあり、あっという間に予定の90分が経過となりました。
利府支部では、今後も有意義な企画を考えていくとのことです。皆さんの参加をお待ちしております。
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